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3Dプリンタをタダでもらって修理した話

3Dプリンタ

Twitterで先に報告していますが,手持ちのForm1+を引っ越しを機に手放したいと考えています.(ヘッダー画像のもの)

2019/10/27に無事引き取られました.Daisukeさんありがとうございます!他にも連絡くださった方,ありがとうございました.ご興味を持ってくださったのにお渡しできなくてごめんなさい.

お渡しする前にもう少し綺麗にすべきだったのですが,いかんせん時間がなく…お恥ずかしい.申し訳ありません…

それに合わせてブログの方でも,このForm1+を頂くに至った経緯などを備忘録として残しつつ,次の所有者を募集したいと思います.では本編へ.

経緯

もう2年以上前で,このブログを始める前の話ではありますが,twitter上でこんなことがありまして…

紆余曲折あって故障したform1+を頂くことになったのです.

その際の条件?に「修理までの経緯をツイートすること」というのがありまして,途中まではツイートもしていたのですが,後半は結構ないがしろになってしまいました.というより,学業が忙しくなったことと,故障していた部品が当時の自分の力では入手が不可能だったので,修理までにかなりの歳月を要してしまいました.

今では安価な光造形のプリンタがありますが,formlab社には個人的な思い入れもいくつかあったので,それを頂けるというのは非常にありがたいですし,ジャンクというのも,むしろバラすための大義があって個人的には良かったです.まあ無事に直った今だから言えることですが.

故障部位の確認

先に挙げたツイートの通り,はがし機構に問題がありました.

3Dプリンタに詳しくない方のために説明をいれますが,光造形の3Dプリンタは液体である紫外線硬化樹脂(UVレジン)に下面からUVレーザーを当てて硬化させるという動作を繰り返します.この時造形物は,一般的な3Dプリンタ(いわゆるFDM方式です.)と同様に薄くスライスしたものをステージ上に重ねていって造形する形を取ります.

上記画像はこちらから引用しました。光造形に興味がおありの方はご覧になると理解が深まりそうです。

この時,レジンが入っているバット側に硬化したレジンが張り付くので,これを一回一回はがしながら積み重ねていきます.このための機構がここで言う”はがし機構”になります.

で,こいつの具体的な機構ですが,Form1+では,レジンを受けるバットの片側に直動型のステッピングモータを入れて,これを上下させています.

ところが頂いたForm1+では,このステッピングモータが破損しており,正常に上下動しない(厳密にいうと負荷をかけるとすぐに脱調してしまう状態)になってしまい,結果的に初期化の動作すらできなくなったために文鎮化してしまった.という形になります.

部品交換

原因がわかれば後は簡単な話で,該当部品を交換するだけ!

…といいたいところなのですが,ここで大きな問題がありまして,じゃあその部品をどうやって入手するか,という部分で躓きました.更に当時修士2年で四苦八苦していた私はここで一旦修理を中断してしまうのです…

2018年,修士を卒業し,無事に志望していた会社にも入社できたのでようやく修理再開.

壊れていたパーツは2017年当時で既に生産終了しており,個人向けの通販サイトでは取り扱いがありませんでした.唯一残った道はAlibaba.2017年当時ここまではたどり着いていたのですが,Alibabaでメールを送るもガン無視され,諦めてしまっていたのでした.

問題点は最低注文数で,確か100とか1000とかのオーダーしか受け付けていなかったのですが,少し高めの額を払うので1つだけでも注文を頼むとメールを送ると,返事がきました.そして1年越しに念願の交換部品を手に入れたのでした.

届いてしまえばそれこそ後は簡単.部品を交換するのみです.組付ける前にテストとして配線のみ行い,起動してみました…

ウィーン(地味すぎたので動画は割愛)

正常に動作してる…!!!

というわけでちゃんと組み付けて修理は完了です.

その後

私はフィギュアとか,細かい造形が必要なものよりも,むしろ強度が必要なパーツを多く作っていたこともあって,稼働自体はそんなに多くありませんでした.

しかしながら,ジュエリークラフトの時は,CADでデザインしたものをすぐに実寸で確認できるうえに,キャスタブルレジンで印刷すればそれをそのままキャストに出すことができるという便利さでとても重宝しました.

ちょうど今週末(2019/10/26)仲の良い友人の結婚式があるのですが,その夫婦の婚約指輪を製作しました.最終版の造形はミスが許されないこともあったため外注で型を作りましたが,試作はこのForm1+で行い,友人とデザインのやり取りをする上で非常に役に立ってくれました.3Dプリントも外注すると数千円は簡単にかかってしまうので,何度も試作を繰り返すとなるとこのようなミドルクラスくらいの造形機を所有していると非常に捗ります.

終わりに

冒頭にも記載しましたが,無事お譲りすることが出来ました.

今回の本題なのですが,このプリンタを引越しに伴って誰かにお譲りできればなあと思っています.

TwitterのDMか,このblog記事へのコメント等,どんな手段でも構いませんので,ご興味がおありの方はご連絡頂けますと幸いです.

このForm1+の最初の所有者である安堂様から頂いたレジンや付属部品,および私の方で購入した付属品やレジンも全てお付けいたします.送料と,若干のお代を頂ければ幸いなのですが,そこに関しては応相談ということで,”タダなら欲しい”という方もとりあえずご連絡ください.他に譲り手がいなければタダでも差し上げようと思っています.

もしここまで読んでくださって,Form1+を譲り受けたいという方がいらっしゃったら,一つだけお願いなのですが,Twitter等で使ったことを報告してくださるとうれしいです.元の持ち主である安堂様にもご報告することになると思います.ご了承のほどよろしくお願い致します.

それでは.

コメント

  1. […] 頂き物のForm1+で先程のデータを印刷します.単純に形だけ見たければどの樹脂を使っても特に問題はありませんが,今回は鋳造でパターンがちゃんと出るかどうかも確認したかったのも […]

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