どらびです。
時事ネタ?になるのかな?
思ったことを書いていくコーナーです。という訳で早速本題。
お金は使わないと経済は回らないんだよ?という話
国から一律10万円の給付が来ましたね。皆さん使いました?
私なんてまだ申請書類が届く前からPC自作のためのパーツ買いましたよ。13万超。
なんか幼稚園児並みに計算ができないやつみたいになってますけど、コレでいいと思うんです。そういう話。
断捨離って,モノ買っちゃいけないというわけではないと思うんです.
ちょっと前から”断捨離”とか流行ってますけど、アレを”モノを買わないスタイル”って思ってたらダメだと思うんですよね。
いや、すこし語弊があると思うので言い直しますが、
“お金を消費しないのが美徳であり正しい生き方である”
と思うのであれば末期でしょうね。
“お金”の価値
まず大前提として、お金そのものには価値がないと言うことを認識した方がいいと思います。
お金っていうのは要するに”汎用チケット”な訳です。
ライブに行くためのチケットと同じ。チケット持っててもライブに行かなかったら意味ないでしょ?つまりそういうことです。
上の例はお金を持っている側の立場で考えたときの例ですね。所謂消費者側。交換しなきゃ価値は生まれないとは言ったものの、お金には使用期限もなければ、欲しいものと交換するために必要なチケットの数に足りてなければ勿論集める(=貯金)するでしょう。コレ自体は合理的選択と言えます。
こういう例えをしてる人は他にも沢山いそうなのでもう少し別の考え方もしてみましょう。
例:PCの自作
別記事でPC自作時の金銭的メリットについて少し触れています。
結論から言うと正直あまり得にはならない、少なくとも同一の構成で比較すると完成されたPCを買った方が安い。
のですが、どうしてこうなるのでしょう。
PCの主要な構成部品であるCPUについて考えてみます。
米国での販売価格は409ドルだそうです。
執筆時点でのドル円相場は107円ですので、日本円にして43763円になります。
一方で日本での実売価格はぱっと見の最安で55480円。実に1.2万円近い差が付いています。そりゃ自作の方が高くなりますよね?
どうしてこうなるのか。勿論輸送コストやら何やらあるでしょうが、結局は流通量なのです。
一回の空輸で1000万円かかったとして、この価格で10万個輸入できれば一つあたりの輸送コストは100円ですから、国内で郵便物を送るのとほぼ同じ値段です。でも1000個しか売れないとわかっていれば輸入するのも1000個.そうすればコストは10000円に跳ね上がります.
自作PCは割りに合わないのではなくて、割りに合わない世の中にしてしまった、が正解なのではないかと思います。
余談ですが,最近のPCパーツの説明書は英語フランス語スペイン語韓国語…といろんな言語で書かれているのに日本語はないことも多いのです.需要がないことを端的に物語っています.
そして、皆が皆貯金だなんだと言って節制を始めてしまったら最後、何を買うにも他国比で損する、居るだけで損な国になる訳です。極論ですけどね。
現状すでにその兆しは見えてる訳ですが、こうなってくると完全にデフレスパイラルの様相を呈してきます。
んでこれまた政府の政策が悪影響を及ぼしてスタグフレーション状態に陥りそうな気がしてます。
じゃあどうするのかって話ですが、ただただミニマルにするんじゃなくて、捨てた分買いましょうって言うだけです。
スペースは有限ですしね。コレが普通だと思いますよ笑
まとめ
家を買うとか、車を買うとか、大きな買い物の前に貯金が必要なのは当然ですし、やるべきでしょうけど、”意味のない”貯金はもうやめにしましょう。経済的には浪費の方が美徳ですよ。経済的には、ですけどね。
コロナ禍で緊縮する雰囲気が出てますが,だからこそ消費の必要性があるわけです.
この記事は単なる主のボヤキですが,ちゃんと知りたい方は下記のnoteが個人的には参考になります.
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